当院の不妊治療の特徴と成功率など

年間約600人の妊娠希望の初診患者さんが受診しています。その内、タイミング指導(卵管通水、子宮鏡、排卵誘発剤などを含む)での自然妊娠が約60%、と多いことが特色です。また、自然排卵できる患者さんには排卵誘発剤は使いません。
自然妊娠できない中等症の不妊患者さんの、人工授精での妊娠率は約10%です。 (※10%の成功率は一見低いように思われるかも知れませんが、自然妊娠できない中等症の不妊患者さんの成功率としては、国内外の平均的な水準であり低くはありません。)
自然妊娠から治療を始め人工授精でも妊娠できない重症の不妊患者さんの、ART(IVF・ICSI)での妊娠率は約30%です。 (※①、②の治療でも妊娠できない重症の不妊症の患者さんの成功率としては国内外の平均的な水準です。)
妊娠後も希望者は妊娠33週まで診て、近隣の提携分娩施設への紹介をしています。帰省分娩希望者は分娩施設へ電話または直接受診して予約をしていただき、指示通りの週数で帰郷していただきます。妊娠が不安定な症状が生じた場合は、早めの帰郷を紹介状付でお願いしています。
出産後の乳幼児~小児は、乳幼児健診・予防接種・一般的な風邪を診療しています。
外来の妊婦さんの約50%は何らかの妊娠指導~治療での成功者が通院し、小児科の約30%がその妊婦さんの出産児です。
その他、男女生み分け指導として、ピンクゼリー/グリーンゼリー法、リン酸カルシウム法も行っており、約80%は希望の性別児を得ています。

不妊治療実績

※周期数ではなく患者数の概算統計です

不妊治療補足データ

○人工授精は年間約600件行っています。 ○ART(体外受精・顕微授精・凍結融解胚移植)は年間約200件行っています。 ○開業以来、今までに約3300人が妊娠しています。 ○1年間で約60%の方が妊娠しており、2年間で約70%の方が妊娠しています。